IT業界で働くエンジニアは、様々な雇用形態から、自分が魅力的だと感じたものを選ぶのが一般的です。幅広い働き方の候補があるのは、エンジニアの魅力でしょう。大半のエンジニアは企業の正社員として働き、その後に他の一般企業の社内エンジニアとして、キャリアチェンジをしている人も少なくありません。IT業界で身につけたエンジニアとしてのスキルは、業界外でも重宝されるからです。
また、独立してフリーランスとして活動する、個人事業主のエンジニアも大勢います。多くの企業で、フリーランスのエンジニアへの業務委託を行うようになってきているため、フリーランスで生計を立てやすい状況ができているのです。フローランスは、年収1000万円以上を稼いでいるケースもある、魅力的な働き方として知られています。
一方、自由に働けるメリットを生かして、派遣社員で活躍しているエンジニアも珍しくありません。派遣社員になると、派遣会社から労働者として保護してもらいながら、数ヶ月から2年ほどで、違う現場に移ることが可能です。派遣社員は、多様な経験を積んで成長したいエンジニアがよく選ぶ選択肢です。
また、実力をつけたエンジニアは、契約社員として活躍する場合も多くなっています。契約社員も年限付きで働けるので、やりたいことを転々と探していけるのがメリットです。フリーランスから契約社員へという流れで働き方を変えるエンジニアも多く、期間中は雇用関係があるので、保護を受けられるのが魅力として注目されています。